ヤマハルーターをベースにした新VoIPネットワークの導入効果について、山内氏は「アクセス回線にISDNを利用している店舗もあり、効果が発揮されるのは全拠点にBフレッツが導入されてから」と前置きしながら、「各店舗のデータをスピーディに集約し、処理できるようになりました」と述べる。その結果、本社では従来に増して迅速かつ的確な経営判断が行えるようになるなど、経営戦略の推進に役立っているようだ。
また、拠点との通話が大半を占めるというやまやにとって、内線IP電話による通信コストの削減効果は大きい。月額約100万円を削減し、将来的にはさらなるコスト削減を目指している。
「現在、店舗及び物流センターの音声IP化は完了しました。このように、店舗の通信事情に応じて柔軟に対応できる多彩なインタフェースを装備していることに加え、高スループットを実現できることもヤマハルーターを推奨した理由の一つです」と國井氏は説明する。一方、長谷氏は「本社から金沢経由で広島の店舗にPingのテストを実施したところ、遅延時間は数10ミリ/秒程度で、ヤマハルーターの高速性と高い通信品質を実証できました」と高く評価する。
この他VoIP以外にも、Webカメラを用いて各店舗の売場の状況を本社でリアルタイムに把握できる仕組みを構築。ブロードバンドネットワークの有効活用を図っている。
今後は各地のブロック長を召集する定例会議にテレビ会議システムを活用する構想もあり、出張コストの削減はもちろん、迅速な意思決定が可能になると見ている。酒類を中心にした嗜好品の専門店の展開を推進するやまやにとって、ヤマハルーターは“経営革新のツール”にもなっているのだ。 |
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やまや本社サーバールームに設置している「RTX1000」とカスケード接続された「RTV700」 |
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音声のインターネットプロトコルであるVoIPが使えるルーターを導入すれば、社内のIPネットワークを活用してインターネット/イントラネット電話網を簡単に構築することが可能です。
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